2級スカウト章

1.基本
1 「ちかい」と「おきて」について意味を説明でき、その実践に努力していることを隊長に認めてもらう。
2 日本の国旗の意味、歴史、仕様を説明でき、班や隊の活動で国旗を正しく掲揚できる。
3 外国旗およびその国のスカウト章を 5 か国以上見分ける。
2.健康と発達
1 体温、脈拍と体調との関係について説明する。
2 (1) 日常遭遇しやすい次のような場合の応急手当や対応を説明できる。
  1. 鼻血
  2. 目のちり
  3. やけど
  4. 指の切り傷
  5. 立ちくらみ
  6. 頭痛
  7. 蜂、ダニ、毛虫などの虫さされ
  8. 熱中症
2 (2) 三角巾で他の人の頭、手、ひざ、足に包帯を巻き、腕を吊る方法を実演する。
3 隊または班の安全係を 担当する。
3.スカウト技能
1 16方位と方位角の呼び方を覚え、コンパスで進路を発見する。
2 2万5千分の1地形図を用いて次のことをする。
  1. 図上に示された 2 つの地点の間の方位角、直線距離、標高差、道路に沿った歩行距離を読む。
  2. 真北と磁北の違いを説明する。
  3. 500m(または1km)ごとの方眼を正確に書き入れた地形図により、6 桁(または 8 桁)座標読みを行い、示された地点に到達する。
【読図章課目⑵と共通】
3 10 個以上の地形図記号を覚える。
4 地図とコンパスを用いた 10km 程度のハイキングを計画し、隊長の指名する 2 級以上のスカウト(但し、適任者がいない場合はベンチャースカウトも可)とともに、保護者の同意のもと実施し、報告する。
このハイキングは、1.基本(1)および 6.班長会議(1)以外の課目を終了した後に、仕上げの課目として行う。
5 ナイフ、なた、のこぎりを安全に使用でき、手入れと保管ができる。
6 火口、焚き木、薪を作り、マッチ 2 本で火を起こし、500ml の水を沸騰させる。
7 次のロープ結びの使いみちを理解し、実際に使う。
  1. 巻き結び
  2. ねじ結び
  3. 引きとけ結び
  4. ちぢめ結び
  5. 腰掛け結び
  6. てぐす結び
  7. てこ結び
  8. 張り綱結び
8 24 個の小さな物を 1 分間観察し、そのうちの 16 個以上を記憶によって答える。
9 100m の距離を誤差 5%以内で歩測する。
10 スカウトペースで、2km を 15 分で移動する。
11 片かな手旗信号で 15 の原画を理解し、10 文字程度の語句を発信、受信できる。
12 自宅および活動場所から近隣の避難場所を探し、ルートを示すこと。
4.奉仕
1 デンコーチとして 3 か月以上の奉仕、または社会奉仕活動を 3 回以上実施する。
5.信仰奨励
1 スカウツオウン・サービスで自分ができる役割を果たし、「ちかい」と「おきて」を日常で実践したこと、実践により感じたことを発表する。 【信仰奨励章⑶と共通】
6.班長会議
1 初級スカウトとして 3 か月以上、隊および班活動に進んで参加したことを班長会議で認めてもらう。
戻る