36.沿岸視察章

1 水路図誌(海図と水路書誌)の概要が読めること。
2 居住地を中心とする(あるいは任意に選んだ)沿岸6kmにわたり、水路図誌を参考に、または土地の人々の協力を得て、次の事項を調べ、略図を添えて、簡単な報告書を提出すること。
  1. 海岸線の大体の状況
  2. 5ヒロ(約9.15m)以内の浅瀬線、岩礁(水深2m以下の暗岩及び洗岩など)の所在
  3. 潮流の方向、干満の差
  4. 舟艇の安全な接岸点及び避難場所
  5. 灯台の位置、名称、灯質、灯色、周期、光達距離、及び霧信号の種類
  6. 浮標、灯浮標の種類、形、塗色及び設置位置と目的
  7. 無線局の種別、位置、名称、電波の種類と周波数
  8. 水難救済所の所在地、電話番号及び緊急通報の要領
3 航行中の船舶及び水泳者などに潮流、岩礁、浅瀬の危険を通知する方法を知ること。
4 1時間沿岸を監視し、航行する船舶の種類、数量、航向、時間、旗旒及び当時の潮汐、風向などを記録し、報告すること。
5 暴風警報、気象通報の標示を識別できること。
6 国際船舶救難信号について常識を有すること。
戻る